講演のガイドライン

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 近年、多くの方々のご理解により、『学び合い』が広がってまいりました。ありがとうございます。その結果、講演会の依頼も多くなり、全ての依頼を受けることが難しくなりました。実際、無理が効かない年齢になっております。よって今後は、 移動時間を含めて半日以上の地域での講演・指導に関わる出張を精選せざるを得なくなりました。

 

 三つの基準を設けております。

 

1)一般の講演等」
 1日あたり5万円、プラス交通費・宿泊費等。この日数計算は移動に関わる日数も含まれています。例えば、前後泊を必要とする日程の場合は、本体が1日であったとしても3日とカウントされます。ただし、民間企業・私立学校(つまり公立学校、非営利団体以外)の場合は5万円が加算されます。
 自宅を出発する時刻が8時以前(上越妙高駅を8時半以前出発)でないと到着できない場合は、前泊があったと判断します。また、大学から自動車での移動距離が15
0km以上(グーグルマップで測定します)ある場合は、前泊とします(公共交通機関がストップしたとき、車で補うことが不可能になるので)。

   自宅に帰る時間が20時以降(上越妙高駅に19時半以後到着)になる場合は、後泊があったと同じと判断します。これは前後泊の有無に関わらずです。
 私自身が飛び込み授業をする場合は、さらに5万円を加算してください。

   動画配信等の二次利用をする場合は、事前に了解を受けてください。私と顧問契約をしていない個人、組織は一律20万円の加算です。私との顧問契約をしている個人、組織は応相談です。  
 交通費は新幹線・特急の指定席、飛行機(北海道、四国、九州の場合)の通常料金によって計算します。交通事情等の諸事情によって他の方法で移動する場合も、上記の計算によります。

   宿泊費は1泊1万円を目安としますが、政令指定都市の場合は1万5千円を目安として下さい。
 お申し込みの際に、上記等を加算した結果をお伝えします。
なお、3ヶ月以上以前に予約を入れて下さい。日時は、いくつか候補をお与え下さい。

 

2)「講演・公務と連動する日程の講演等」

 先に決まった講演・公務と日程が連動する講演の場合、旅費は先に決まった講演・公務先からの旅費で計算します。宿泊費は実質増える日数計算とします。従って、遠距離で旅費が高くなる地域の場合は減額することが出来ます。

 具体的には、遠方の地域の場合、「実質の増える日数×5万円+先に決まった講演・公務先との往復の旅費+1泊の宿泊費」となります。

 

 当然ですが、講演等が伴わず、参加者の一人として参加する場合は無料です。

 ただし、「私の飛び込み授業を求める場合」、「行政機関(教育事務所は除く)」、「国、県、市の研究指定を受けている学校」、「民間の企業・団体」は「一般の講演等」と同じとします。

  

3)「インターネットのテレビ電話での講演」

 インターネットのテレビ電話(例えばZoom)での講演(質問時間、ワークショップを含む)でしたら、2時間以内は5万円、3時間以内ならば7万円とさせていただきます(有料でないと際限ないご依頼が発生するので)。3時間以上はお受けいたしておりません。

 

4)例外

 以下への講演は例外とします。逆に言えば、以下以外は上記によります。

●私の所属している組織と連携事業を行っている都道府県教育センター。

●移動距離が極めて短い場合。具体的にはグーグルマップの車移動で50km以内。

●現職派遣として現在、西川ゼミに所属している院生を派遣した学校。もしくは、地元での教職大学院の実習をしている学校。

●私と顧問契約をしている学校・組織。

 

 お詫び 以上で述べる条件が厳しいものであり、高飛車の物言いのように受け取られ、おしかりを受ける可能性を理解しております。しかし、現実に申し込まれる依頼を全て受けていたならば私の体がもちません。事実、以前、体調不良(不整脈)となったことがあります。そのため、制限をかけざるを得ません。その際のガイドラインは、明確で公平であることが重要だと思います。

 いままでに様々なところに出張しました。多くは誠意ある対応を頂き、意味あるものでした。しかし、中には不誠実な対応もありました。それを思い起こせば、不誠実な対応をしたところは全て、「予算はありませんが、熱意はあります」と言って依頼するところです。もちろん、「予算はありませんが、熱意はあります」と言って依頼し、事実、熱意ある対応を頂いたところは多いです。しかし、不誠実な対応は全て、「予算はありませんが、熱意はあります」と言って依頼する方の中におられました。

 以上の蓄積のもとに上記のガイドラインを設けました。ご寛恕の上、ご理解下さい。

  

 ただし、サポートはしないというわけではありません。そちらからご出張頂けるならば、上越教育大学で十分サポート致します。また、メールを頂ければ誠意を持って対応致します。また、テレビ電話(Zoom)で個人的に繋がることも致します。

 なお、ゼミ生によるサポートも用意しております。

 

 なお、1ヶ月以上前に、記入例を参考にして兼業依頼書を「上越教育大学学長宛」お送り下さい。